第2回日本ダンス研究会
第2回の日本ダンス研究会を以下の通り開催いたしますのでご案内申し上げます。
日時:2022/11/26(土)11:00-18:00
場所:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
開催趣旨
本研究会では、日本各地でダンスについて研究している者が一堂に会して、それぞれの研究成果を報告、議論し合うことを通じて、ダンスの研究と教育の総合的な進歩発展を図ることを大きな目的としています。ダンスを通してヒトの身体・文化を知る研究、ダンスの技術向上を図る研究、新しい表現の探索を目的とした研究など、スポーツ科学、生理学、認知科学、心理学、工学、文化人類学など多様な分野の研究者がダンスというキーワードで繋がる場となることを目指しています。
第2回の今回は、3DCGによるダンスの解析・編集・創作に精力的に取り組んでおられる曽我麻佐子先生にご講演をお願いしております。また、ダンスに関連する一般講演の研究発表も広く募集します。
招待講演者
曽我 麻佐子
龍谷大学先端理工学部准教授
名古屋大学博士(学術)。CGアニメーションと身体情報処理を専門として、主に舞踊の3Dモーションデータのアーカイブ化とシステム開発を行う。振付支援システム「Body-part Motion Synthesis System」の開発を継続的に行っている他、バレエ古典作品の3Dコンテンツ「Virtual Dance Theater」の公開やモーションデータとインタラクティブ技術を活用した舞台パフォーマンスなども実施。
プログラム
11:00-12:00 ダンス解析勉強会
OpenPose
土田修平(神戸大学)・宮田紘平(東京大学)
12:00-12:50 昼休憩
12:50-13:00 オープニング
13:00-13:45 招待講演
舞踊のためのシステムデザイン:バレエの記録・再現からコンテンポラリーダンスの創作支援まで
曽我麻佐子 (龍谷大学)
13:45-13:55 休憩
13:55-15:10 セッション1(12分発表・3分質疑応答)
深層学習を利用したダンスのキレ採点システムの開発
森鈴果(関西学院大学)・橋田光代(福知山公立大学)・片寄晴弘(関西学院大学)
フリースタイルバスケットボールバトルにおける「待つ様子」から「かっこよさ」を検討する
大野俊尚(早稲田大学)・三嶋博之(早稲田大学)
複数人が参加するオンラインダンスにおけるインタフェースの影響に関する調査
今井梨乃(公立はこだて未来大学)・松井遼太(株式会社M PLUS PLUS)・柳沢豊(株式会社M PLUS PLUS)・竹川佳成(公立はこだて未来大学)・平田圭二(公立はこだて未来大学)
内受容感覚の正確性がリズムへの同調運動に与える影響
富田健太(名古屋大学・日本学術振興会)・大平英樹(名古屋大学)
AI を用いたストリートダンスのムーブ生成およびデータ空間の獲得に向けた試み
佐竹寛弥・清水大地(神戸大学)
15:10-15:25 休憩&セッション1の自由質疑
15:25-16:40 セッション2(12分発表・3分質疑応答)
阿波踊りにみられる企業連の多様な参与実態とそれを支える要因-三原やっさ踊りとの比較を通じて-
中村まい(お茶の水女子大学)
バレエのグランジュッテにおける2次元映像のデータによる動作評価方法の検証
黒丸愛美(東京工業大学)・丸山剛生(東京工業大学)
パフォーマーの表現の限界を超える、リアルタイム映像表現に関する取り組み
伏木秀樹(株式会社CyberAgent)
ハウスダンス世界チャンピオンが持つ「軸」に関する身体知
伊藤汐里(早稲田大学)・三浦哲都(早稲田大学)
岩手の郷土芸能「鬼剣舞」の練習支援に関する研究
近藤勝伍(公立はこだて未来大学)・塚田浩二(公立はこだて未来大学)
16:40-16:45 クロージング
16:45-17:00 休憩&セッション2の自由質疑
17:00-18:00 交流会
発表者募集
本研究会ではダンスに関連する一般講演の研究発表も広く募集します。みなさまのご発表をお待ちしております。
下記のフォームに必要事項を記入してお送りください(演題、発表者のお名前、演題の要約500字など)。
※論文の提出はありません。
発表申込期限:2022年11月7日(月)12:00 締め切りました
聴講者募集
みなさまのご参加をお待ちしております。
下記のフォームに必要事項を記入してお送りください。
聴講申込期限:2022年11月24日(木) 締め切りました
幹事